初めての恋のお相手は
――……
「楸」
「祠堂さん」
ちょうど上がりの時間に
祠堂さんがお店にやってきた。
「迎えに来たわ」
その言葉に目を丸くする。
てっきり、こゆさん達に
用事があって来たのかなと思っていたけど
わざわざ、私を迎えに来てくれたらしい。
「ごめんなさい、わざわざ」
「楸?」
「あ…」
笑顔で暗に指摘され、口許を押さえる。
「…ありがとうございます」
慌てて言い直せば、祠堂さんは
よろしいと言わんばかりの表情を浮かべる。
口ぐせが『ごめんなさい』になってる私。
祠堂さんから、『ごめんなさい禁止令』が
出されていた。
「あ、祠堂さん」
「お疲れ様、こゆ
楸の事、見てくれてありがとう」
「全然、うちとしても助かるし
ね、スグリ」
「よくやってくれてる」
ゴミ出しから戻ったこゆさんが
洗い物をしてきたスグリさんに話を振る。
そんな風に言って貰えるとは思わなくて
少し照れる私。
そんな私を横目で見ながら
祠堂さんは、ふたりに笑顔を向ける。
「今後もよろしくね」
「お任せあれ」
「ああ」
保護者じみた祠堂さんの言葉に
ふたりは笑顔で頷いた。
「楸」
「祠堂さん」
ちょうど上がりの時間に
祠堂さんがお店にやってきた。
「迎えに来たわ」
その言葉に目を丸くする。
てっきり、こゆさん達に
用事があって来たのかなと思っていたけど
わざわざ、私を迎えに来てくれたらしい。
「ごめんなさい、わざわざ」
「楸?」
「あ…」
笑顔で暗に指摘され、口許を押さえる。
「…ありがとうございます」
慌てて言い直せば、祠堂さんは
よろしいと言わんばかりの表情を浮かべる。
口ぐせが『ごめんなさい』になってる私。
祠堂さんから、『ごめんなさい禁止令』が
出されていた。
「あ、祠堂さん」
「お疲れ様、こゆ
楸の事、見てくれてありがとう」
「全然、うちとしても助かるし
ね、スグリ」
「よくやってくれてる」
ゴミ出しから戻ったこゆさんが
洗い物をしてきたスグリさんに話を振る。
そんな風に言って貰えるとは思わなくて
少し照れる私。
そんな私を横目で見ながら
祠堂さんは、ふたりに笑顔を向ける。
「今後もよろしくね」
「お任せあれ」
「ああ」
保護者じみた祠堂さんの言葉に
ふたりは笑顔で頷いた。