花系男子はアナタっ子


夢莉くんと千莉くんは、可愛くて……時にいじっぱりなとこもあるけど、優しくて。

太陽くんは元気いっぱいで、いつも私に元気をくれる──弟みたいな存在で。

橙果くんは、五人の中でも大人びてて、だけど割りと積極的で……時にからかい上手だったり。

蒼葉くんはクールだけど、周りのことをちゃんと見てたり、根はすごく優しくて──


「……私は蒼葉くんの言う通り、五人とも特別。……だから、普段言葉にしてない私も好きだよって気持ちは五人平等にって、思ってるん、だけど……」


そう、『平等』に──

蒼葉くんと、夢莉くんに千莉くんは、私が一から育てた花。
だけど、橙果くんと太陽くんはもともと学園に咲いていた花で、その中からもらった花たち。

人になるなんて、こんなイレギュラーなことが起きるとは思ってなかったけど、日々を一緒に過ごし今は五輪とも、大事な存在になっている。

でもそんな日々の中、個々の性格や良さが分かってくるわけで……


「なんか……その言い方だと平等に出来てないみたいに聞こえるな」

「……そう、だよね」

私もそう思う。
本当ははっきり、平等だよって言いきれたらいいのだけど……どこかそうはっきりと言えないのは

私の抱く、ある気持ちのせい──
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