別れ話みたいだと思った。

「なんかしたくなった」

とかなんとかそんなこと。

「それは別にいいけど」

私の気持ちは無視なんですね、って冷めた気分になっちゃって。

「いいんだ」

なのにへらへら笑うから。

「変なの」

本当、変なのって思って私までなんかにやけた。

普通に自分の煙草一本くれたらよくない?って言いたかった。

でも、ああ、こいつももうなくなったのかな、なんてそれだけで妙に納得して。
だって今日、こいつ煙草吸ってなかったしな、なんてそんなこと思い出して。

私があんまり喋らなくなったからか、もう公園には用はなくなったのでその日は二人とも帰った。

< 4 / 9 >

この作品をシェア

pagetop