あなたなんかいなくても
俺と斎藤は営業になり先輩に付いて仕事を教わることに。
仕事は忙しいけど順調で、いずれ経営に携わるためには頑張らないといけないと思ってた。
週末の仕事終わりに「颯太、お疲れ様。佳乃子を誘って飲みに行かない?」
菜摘に誘われた。
「おう、久しぶりに良いな」
佳乃子とも久しぶりに会える。
そう思っていたら「今連絡したら、まだ終わらないって。二人で先に行ってって」
秘書課も大変だな。
そんな日が何度か続いた。
そして「颯太、今日は二人で行きたいんだけどダメかな?」
特に今まで二人で行くことに対して何も考えてなかった。
わざわざ『二人で』と言われるまで。
うすうす菜摘の気持ちには気付いていた。
でも勘違いかも知れないし…、そう自分に言い聞かせていた。
少し距離を置こうと思った。
そんなとき、わざとじゃないとは思うが、菜摘が俺の顧客の連絡を忘れてしまった。
謝罪に行こうとした時、営業部長が大きな声で、『これは大変だ、俺が謝りに行かないと…』
話を大きくして出ていった。
家に帰ると、お袋と兄貴が話している。
「夢屋の出店のお話、悪いお話じゃないと思うわよ。お嬢さんも可愛い方だし」
夢屋とは、今日問題になってた顧客先。
なぜお嬢さんの話が出てくる?
それから佳乃子は会社を辞め、兄貴は結婚した。
俺のミスが兄貴を…、どうしてこうなったのか判らなかった。
仕事は忙しいけど順調で、いずれ経営に携わるためには頑張らないといけないと思ってた。
週末の仕事終わりに「颯太、お疲れ様。佳乃子を誘って飲みに行かない?」
菜摘に誘われた。
「おう、久しぶりに良いな」
佳乃子とも久しぶりに会える。
そう思っていたら「今連絡したら、まだ終わらないって。二人で先に行ってって」
秘書課も大変だな。
そんな日が何度か続いた。
そして「颯太、今日は二人で行きたいんだけどダメかな?」
特に今まで二人で行くことに対して何も考えてなかった。
わざわざ『二人で』と言われるまで。
うすうす菜摘の気持ちには気付いていた。
でも勘違いかも知れないし…、そう自分に言い聞かせていた。
少し距離を置こうと思った。
そんなとき、わざとじゃないとは思うが、菜摘が俺の顧客の連絡を忘れてしまった。
謝罪に行こうとした時、営業部長が大きな声で、『これは大変だ、俺が謝りに行かないと…』
話を大きくして出ていった。
家に帰ると、お袋と兄貴が話している。
「夢屋の出店のお話、悪いお話じゃないと思うわよ。お嬢さんも可愛い方だし」
夢屋とは、今日問題になってた顧客先。
なぜお嬢さんの話が出てくる?
それから佳乃子は会社を辞め、兄貴は結婚した。
俺のミスが兄貴を…、どうしてこうなったのか判らなかった。