The previous night of the world revolution4~I.D.~
…と、思ったのに。

「さて寝るか。起こすなよルレイア」

「ちょっとルルシー!俺艶々ですよ!見てくださいこのお肌!触りたくなりません!?思う存分触っても良いんですよ!」

「良いな。お・こ・す・な・よ」

そんなアクセントつけて言わなくても。

「じゃあな。おやすみ」

「ルルシ~!いけじゅ~!」

「いけじゅで結構だ」

そう言うなり、ルルシーはさっさとお布団に横になってしまった。

酷い。俺に一人枕を濡らしながら寝ろと言うのね。

Sだわルルシー。でもそんなところもだいしゅき。

しょうがない…。我慢して寝るか。

でも何と言うか、何だか嫌なんだよなぁ。このベッド。

何がと言われると答えようがないのだが、生理的な嫌悪感がある…気がする。

多分気のせいなんだろう。ってかルルシーが隣にいるのに手が出せないのがもどかしいのかもしれない。
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