時が経っても君を忘れない恋がしたい
始める偽物の彼女
始まりは、夕方の誰もいない駅のホームからだった…。
*
「おーい、花村雫月。昨日のおまえだけが忘れたプリント、今日の昼までに持ってくるように言ったんだけどそれも忘れたのかー?」
「…え?」
お昼ご飯であるメロンパンにかじりつこうと口を大きく開けたまま、教室にやってきて大声で私の名前を呼んできた数学教師をぽかーんと見返す。
「え?じゃなくて。もう提出締め切ったからなー。放課後、追加の課題プリントやって提出するように」
「え、ええー!?」
べしっと私の顔面にプリントを押し付けた先生は、そのまま教室を出ていった。
「…またやっちゃった感じ?」
「日記に書く前に忘れてたみたい…。はー最近ないから油断してたよ。その時に書かないとダメかぁ」
中学からの親友である、内巻きボブの加賀彩美が心配そうな顔で私の顔を見つめてきた。
「私が雫月に連絡すればよかったよね…。ごめんね」
「いやいや!彩美が謝ることなんて一つもないよ!私がまた忘れちゃっただけ」
*
「おーい、花村雫月。昨日のおまえだけが忘れたプリント、今日の昼までに持ってくるように言ったんだけどそれも忘れたのかー?」
「…え?」
お昼ご飯であるメロンパンにかじりつこうと口を大きく開けたまま、教室にやってきて大声で私の名前を呼んできた数学教師をぽかーんと見返す。
「え?じゃなくて。もう提出締め切ったからなー。放課後、追加の課題プリントやって提出するように」
「え、ええー!?」
べしっと私の顔面にプリントを押し付けた先生は、そのまま教室を出ていった。
「…またやっちゃった感じ?」
「日記に書く前に忘れてたみたい…。はー最近ないから油断してたよ。その時に書かないとダメかぁ」
中学からの親友である、内巻きボブの加賀彩美が心配そうな顔で私の顔を見つめてきた。
「私が雫月に連絡すればよかったよね…。ごめんね」
「いやいや!彩美が謝ることなんて一つもないよ!私がまた忘れちゃっただけ」
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