セ、、スフレンド

あたしの名前は颯希。

この春から高校生になった。

なんでなまってるかと言うと、空手の推薦でこの高校に大阪から来た。


「颯希おはよ!」


こいつは煌河。

同じ空手部。

長いのこの髪は空手の時はくくってる。

春休み、初日の空手の時に1番に話しかけてくれた。

あたしは結構なボーイッシュで...

煌河はどっちかって言うと、、

中性的な見た目してる。

ちなみに彼女持ち。

あたしも彼氏持ち。


「あの2人、かっこいいよね」


ヒソヒソと話す声。


「ねぇ、今の聞いた?」

「聞こえたけど、あたし女やからな」

「じゃあスカートはいて女らしくすれば~?」

「似合わんねん、あたしだって可愛かったらしたいわ女の子らしく!」

「颯希、可愛いよ、普通に」


煌河が真剣な顔してこっち見るもんやから一瞬黙ってしまった。


「はいはい」

「なんだよ、冷めてーな」


彼氏にだってそんなこと言われたことない。
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