セ、、スフレンド

「颯希おはよ」

「おはよ」


彼氏にあんなこと言われたけど煌河は友だちやし今更そっけなくなんかできひん。

それに友だち煌河だけやし...。


「新人戦終わったと思ったら次は体育祭かよ~」


確かにもう周りは体育祭一色って感じ。


「颯希何出るか決めた?」

「んー、、」

「今日のホームルームで決めるらしいよ」

「えー、何にしよ」


学年別クラス対抗リレー、学年種目の棒引き、あとは個人種目。

1人3種目は出ないとあかん。

そうこう考えてる内にあっという間にホームルーム。

煌河は学年別クラス対抗リレーでアンカーに選ばれた。

その煌河にバトン渡すのはあたし。


「障害物競走面白そうじゃね?」

「あー…ほんなそれにあたしの名前も書いといてや」

「適当だな~」


あたしは障害物競走に出る事になった。


「あ、そうそう、空手部はお昼ご飯のあとに型を披露するらしいよ」

「え、なにそれ」

「師範が言ってた」


そりゃそうか、空手の強豪校やもん...それに推薦されて来たん忘れとった(笑)

ここの体育祭は一般開放してるから来年この高校に入りたい子とか見にくるんやった。

スポーツの強豪校やもんな。
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