凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜


『あれ、あまり口に合わなかったかな』

「あ、違うんです。ワインは本当にとても美味しいと喜んでおりました」

『佐久間さん。佐久間さんてお住まいはどちらですか?』

「え?」

『あ、変な意味じゃなくて。僕は都内なんだけど…』

名刺にもあったしな。

「僕も都内です」

『本当に? 凄いな。早速ですが今夜とか時間あります? ちょっとだけ僕に付き合ってくれませんか? 男だけで一杯どうです?』

今夜か…
琴が気になるけど、今俺も少し冷静になるべきだろうな。

「はい。大丈夫です」

『それじゃ20時に◯◯ホテルのslowというBARで会いましょう』

そして時間に合わせて指定されたslowというBARへ向かった。
< 228 / 300 >

この作品をシェア

pagetop