凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「うっかりしてるとキスしそうだった」

「ふふふ。私もちょいちょい危なかった」

「はぁー。やっとくっつけたー」

俺は横になる琴に近づいて後ろから抱きしめた。

やっぱりこれがしっくりくる。
落ち着く。

「琴、好きだよ」

「私も好き。ずっと会いたくて、まさかここに迎えに来てくれるなんて、夢でも見てるみたい」

「夢じゃないよ。大丈夫、今夜も寝かせないから」

ある意味寝れない。

そう、実は夜一人で寝るのがキツかった。

だからヘトヘトになるまでトレーニングをしたりしてなんとか寂しさを誤魔化してた。

ネックレスを握りしめて寝たり。

これはさすがに恥ずかしいから黙っておく。

まさか自分がこんなに…

「琴、愛してる」

「ありがとう。私も愛してる」
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