凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
にしたって起伏の激しい女だ。
あんなに小柄なのに背負い投げするってどんだけ強ぇんだよ。
まぁ顔立ちも強そうだったしな。
華奢だった。
小さかった。
全部。
最近はでけぇ外人しか相手にしてなかったしな。
風呂から出て、タオルを腰に巻いて冷蔵庫へ向かう。
中からビールを出し一気に流し込んだ。
「ただいま」
「おう。おかえり。車、さんきゅな」
弟の伊慶(いちか)が帰ってきた。
俺の留守中、伊慶にここの管理を頼んでたから。
「ああ、いーよ」
伊慶は薬品会社に勤めていて、俺とは違い絵に描いたような真面目くん。
顔はそこまで似てないけどなかなかイケメンで、なのに分厚いメガネをかけてる。
「イチ、お前このままここ住む?」
「いや、俺実家帰るよ。今日は荷物取りに来ただけだし」
「そっか。こんな時間まで仕事?」
もうすぐ0時だぞ。
「いや、今日は休み。ゲーム仲間とイベント行って飯食ってから試合してた」
「相変わらずだな」
あんなに小柄なのに背負い投げするってどんだけ強ぇんだよ。
まぁ顔立ちも強そうだったしな。
華奢だった。
小さかった。
全部。
最近はでけぇ外人しか相手にしてなかったしな。
風呂から出て、タオルを腰に巻いて冷蔵庫へ向かう。
中からビールを出し一気に流し込んだ。
「ただいま」
「おう。おかえり。車、さんきゅな」
弟の伊慶(いちか)が帰ってきた。
俺の留守中、伊慶にここの管理を頼んでたから。
「ああ、いーよ」
伊慶は薬品会社に勤めていて、俺とは違い絵に描いたような真面目くん。
顔はそこまで似てないけどなかなかイケメンで、なのに分厚いメガネをかけてる。
「イチ、お前このままここ住む?」
「いや、俺実家帰るよ。今日は荷物取りに来ただけだし」
「そっか。こんな時間まで仕事?」
もうすぐ0時だぞ。
「いや、今日は休み。ゲーム仲間とイベント行って飯食ってから試合してた」
「相変わらずだな」