凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
それを見送り私もようやく車に乗る。

おやすみって…

「きゃー!」

ど、ど、どういう展開!?
こ、こんな展開ある!?

やっぱりイケメンだった。

そして…なんか…

優しかったー!

ドキドキしたぁー!

なんでぇ?

しかも…、私のこの漫画のヒーロー好きを笑わなかった。

え!?

え!?

俺が理想叶えてやるみたいな事言ってたよね!?

「いやーーー!」

もう私は一人、ハンドルを持って前後に身体を揺らし暴れ回る。
シートにバンバンぶつかりながら。

こ、これって…
これって…

な、何か、は、始まる、よ、予感が…

「ぬぁあああーーーーー!」

落ち着け。
落ち着くのよ。

ま、まず、帰ろう。

なんとか気持ちを切り替えて運転に集中しマンションへ向かったのだった。
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