凄腕レーサーは中身も最上級〜夢見る乙女を眠らせない〜
「何もなかったろ?」

『シンプルだね。私だったら広すぎると寂しくなりそう』

俺もだよ。
まさに今それだ。

「はは。わかる」

琴はネイルが終わったらしく片付け始めた。

「終わったの?」

『終わったー』

満足そうにネイルを画面越しに見せられる。

「ちっちぇー爪だな」

『サイズ!? そこはデザイン見てよ』

なんて言われる。

「ああ。かわいい、かわいい」

なんならお前のその部屋着が可愛いわ。
テーブルに携帯を固定してソファに座って体育座りしてる。

なんか眠そう。

「琴、眠かったら風呂入って寝な」

『うん。そうする』

「んじゃまた明日。お休み」

『お休みー』

琴は手を振り電話を切った。










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