学校イチモテる天然王子の溺愛が甘すぎて溶けそうです…!
雫は、なんて説明してくれるんだろう。

急に抱きつかれただけだよな?

こいつが勝手に抱きついたんだよな?

俺の期待は、雫の言葉に打ち砕かれた。

「ちょ、2人とも辞めて!千歳くん、私が中村くんに話があるって言ったの。だから…」

え、何それ。

雫から誘ったってことか?

教室に2人きりの状況で?

「は?2人で話ってどういうこと?」

もう、頭の中グチャグチャだ。

雫は俺のことを嫌いになったのか?

中村のことが好きになってしまったのかもしれない。

嫌だ。離したくない。俺は雫が大好きなんだよ……。

「高校生の恋愛なんて、別れる可能性の方が高いんだからそんなムキにならないでよ〜」

中村のその言葉に、鈍器で殴られたような衝撃を受ける。
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