それぞれの幸せの形
気持ちの変化
入院してから1週間後、智樹さんの熱は37度5まで下がった
「まだ微熱だな、どっか辛いとことかあるか?」
「ん、頭痛いかな、、
咳とかはもうだいぶいいけど
なあ龍、
まだ熱下がりきらない?」
「そうだよな、体辛いだろ、解熱剤とか入れてんだけどな」
ピーク時の熱よりは良くなったが智樹さんの熱は平熱には戻らず、今でもたまに夜になると38度に上がってしまう日もあった
それに熱の影響もあってか体力が落ちてしまっているらしく、私がお見舞いに行っても寝てる時が多かった
だからなかなかゆっくり話ができていなかった
それに起きていても元気がないように見えた
「智樹さん、なんか心配なこととか話したいこととかあったらいつでも言ってね」
「うん、、ありがと、、」
なかなか目も合わせてくれない日が続いた
この2週間でどんどん智樹さんの私に対する気持ちが離れているように感じてしまって辛かった
なんとか智樹さんの力になりたいのに、智樹さんは私に頼ってくれない
それどころか龍先生にも何も言わないらしい
龍先生も智樹さんの力になりたいのに何も話してくれないと落ち込んでいた
心配や辛いことがあるなら頼って欲しい
なかなか熱が下がらず気持ちも沈んでしまってるはずなのに
なぜか私には何も話してくれなかった
「まだ微熱だな、どっか辛いとことかあるか?」
「ん、頭痛いかな、、
咳とかはもうだいぶいいけど
なあ龍、
まだ熱下がりきらない?」
「そうだよな、体辛いだろ、解熱剤とか入れてんだけどな」
ピーク時の熱よりは良くなったが智樹さんの熱は平熱には戻らず、今でもたまに夜になると38度に上がってしまう日もあった
それに熱の影響もあってか体力が落ちてしまっているらしく、私がお見舞いに行っても寝てる時が多かった
だからなかなかゆっくり話ができていなかった
それに起きていても元気がないように見えた
「智樹さん、なんか心配なこととか話したいこととかあったらいつでも言ってね」
「うん、、ありがと、、」
なかなか目も合わせてくれない日が続いた
この2週間でどんどん智樹さんの私に対する気持ちが離れているように感じてしまって辛かった
なんとか智樹さんの力になりたいのに、智樹さんは私に頼ってくれない
それどころか龍先生にも何も言わないらしい
龍先生も智樹さんの力になりたいのに何も話してくれないと落ち込んでいた
心配や辛いことがあるなら頼って欲しい
なかなか熱が下がらず気持ちも沈んでしまってるはずなのに
なぜか私には何も話してくれなかった