それぞれの幸せの形
ところが次の日になってもなかなか熱は下がらず、38度代の熱が1週間続いた

「智樹さん、早く良くなってよ、、」

「優香、、?ゴホ
ごめんね、うつしたらやだからあんまり近づかないで
俺なら大丈夫だから」

そう言ってる智樹さんはとてもじゃないけど大丈夫そうに見えなかった

「ゴホ ゴホ ゴホ」

最近咳も出てるしどんどん苦しそうにしてる

「もう一回病院行って調べてもらおう?
龍先生も呼ぶから」

病院に行って龍先生に見てもらった結果、十度の肺炎になってたことがわかった

「ここまでひどくなってたとはな、
早く気づけなくてまじでごめん
しばらく入院してもらう」

「は、?入院、、?ゴホゴホ
いやいや大袈裟な、大丈夫だって」

「バカ 
肺炎舐めんなよ、さっきから咳してるし、酸素足りてないだろ
とにかく栄養足りてないから点滴するな」

龍先生に見てもらって点滴をした智樹さんはしばらく入院することになった

「優香ちゃん、智樹入院するし、他の看護師さんとか先生いるからもう大丈夫だよ
早く入院させとけば智樹もこんなに苦しまなくて済んだな
まさか智樹がこんなにひどくなるとは、俺もびっくりだよ」

「龍先生、
私もこんなにひどくなるなんて思ってもいなくて、しかもまさか肺炎なんて」

「でもこれで本当に大丈夫だから、心配いらないよ」
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