私の青春(実話)
「ねぇ、星、見える?」


「いっぱいある」


「私、目が悪いからそんなに見えないんだよね。1.2.3…4つかな」


「悪すぎだろ」


「…なんか、いいね。こういうの」


「…そうだな」




金環日食がどうだったかは覚えていない。


どうしてか楠田と話したこの時間…この空間が鮮明に思い出された。
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