御曹司様の一目惚れ人生ゲーム〜私はただ愛されたかっただけ〜花村三姉妹   葉子と仁の物語
「何を言ってるの? あんたなんて怖くも何ともないわよ! バカじゃない?」

「なら、証明してみろよ。まあ、できるわけねぇか、ねんねちゃんには」

「で、できるわよ、証明すればいいんでしょ?」


おっと、うまく乗ってくれたね。


「じゃあ、俺たち付き合ってみようぜ。それが一番手っ取り早い」


バツが悪そうに考え込んでる葉子ちゃん。しばらくして、何かが吹っ切れたようだ。


「いいわよ。でも付き合うからって、あたしがあんたとベッドへ行くとは思わないでよね! それから期間を決めて。3ヶ月はどう? 3ヶ月もあれば十分よ、あんたのゲスさを知るのには。あと、浮気はダメだし、合意なく無理強いしたら終わり。場合によっては法的措置もあるからね」

「ああ、上等だ。その条件は全て飲もう。俺からも一つ。おまえとの交際を家族のみんなに知らせること。おまえの条件を全部受け入れたんだから、これだけは譲れねぇよ。どうする?」

「……、しょうがないわね、いいわよ」

「では改めて、私とこれから食事に行き、帰りは送らせていただけますか、お嬢様?」

「ただしどこで食べるかはあたしが決めるから。さっさと行くよ。あんたが怒らせたから、お腹ぺこぺこなんだよ」


こうして俺と葉子ちゃんは付き合い始めた。




血縁関係はないが、葉子ちゃんも圭衣ちゃんと同じでチャキチャキの江戸っ子。
俺はただこれを利用したまで。
全ては俺の作戦通りに。
ゲームオンだ!
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