ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 子猫はまな板に向かうと、すごい勢いで玉ねぎとキノコとセロリとニンニクを刻んで、それをフライパンに入れて炒め始めた。火が通ったら、ちぎったパセリとタイムも加える。

「生だと中心に入れた具に火が通りにくいにゃん。あらかじめ炒めて、鶏から出た旨みを吸い込みやすくするにゃんよ」

「エリナ、鶏と一緒に鍋に入れる野菜はどうする?」

 ルディが尋ねた。

「皮付きのニンジンと玉ねぎとじゃがいもを、大きく切って入れるにゃんよ」

「わかった、準備をしておく」

 鋭い爪を綺麗に洗ったルディは、鮮やかに野菜を切った。それを見たウィリオ王子は「ルディ殿下は包丁要らずなのだな!」と驚いた。

「ルディ殿下とエリナちゃんはナイスコンビってことですね」

 セラがそう言ったので、ルディは嬉しい気持ちになって小さく「むふん」と言った。
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