ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
「皆さんご一緒の方がいいと思って、あちらに寝床を用意しましたわ。ふわふわの苔が敷き詰められていて、とても寝心地がいいんですよ」

 案内されたのは、木の根でまわりを囲まれた、居心地の良さそうな広いアルコーヴのような一角だった。エリナは見ただけで眠気に襲われてしまい、ふにゃんと小さなあくびをした。

「ゆっくりお休み。森の波動が疲れを癒してくれるよ」

「森林パワーにゃんね」

 赤ちゃんを抱っこしたエリナを受け止めるように、フェンリルは素早く横になった。ぽふんと尻尾に埋まったエリナとミュリンデルの横に、ユーディリシェイラミアムスが背中からおろしたメイシーを寝かせた。

 夜なのだが、ほんのり明るくなっているのは、世界樹が発光しているからのようだ。

「それじゃあ、おやすみ」

 ユーディリシェイラミアムスがそう声をかけると、エリナたちの周りが暗くなった。心が安らぐ緑の香りとモフモフの尻尾に包まれて、気持ちのよい寝床の四人は深い眠りに落ちたのだった。
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