ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 下に下にと進んで、とうとう世界樹の根元についた。

「ユー様、お帰りなさい」

「ちっちゃい子がいるの? わあ、可愛いですね」

 青弓亭で働いているコレットよりも大きなドリュアドたちが、すやすや眠るメイシーとミュリンデルを見て「可愛い可愛い」と喜んでいる。

「子猫ちゃん、いらっしゃい」

「お耳と尻尾がふわふわね、なんて愛らしいのかしら」

「かーわいーい、抱っこしたーい」

「まあ、モッフモフのフェンリルさん! すごい毛並みだわ」

「輝いているわね。立派なフェンリルだわ」

 ドリュアドたちは獣人が大好きなようで、奥から駆けてきたちっちゃなドリュアドなどは「ねえ、ぱふって抱きついてもいいですか?」とフェンリルにおねだりしている。

「こらこら、お客様はお疲れなんだから、甘えっ子するのは明日にしなさいね」 

 そう言いながら、ユーディリシェイラミアムスの手はフェンリルのモフモフを撫でていたものだから「ユー様だけ、ずるーい」と合唱されてしまった。
 どうやらモフモフの魅力はマーレン国の精霊たちをも虜にしてしまったようだ。
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