ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 そこへ、空気が読めるミメットが救いの手を差し伸べた。

「話は変わるけどさ、ルディ、今度の休みにエリナを狩りデビューさせないかい? そろそろ魔物の森に連れて行っていい頃だと思うよ」

「うにゃっ、狩りデビュー? 本物のシロモコやクロモコを狩ることができるにゃ?」

 目をきらりと光らせたエリナが、手をわきわきさせながら前のめりになる。その手は猫の前脚になり、ちょっぴり爪がのぞいていた。

「なるほど、狩りデビューか」

 ルディは腕組みをして言った。

「毎日キャットタワーや猫じゃらしで動き回って体力がついてきたし、なによりエリナの瞳が狩人のものになってきた。やはり、獣人に生まれたからには、本能に従って狩らないとな。でないとストレスも溜まるし、身体能力も伸ばせない」

「そうにゃ! 行きたいにゃ! 狩りたいにゃ!」

 エリナの鼻息も荒い。
 ミメットも「いい考えだよ」と賛成する。

「よし、あたしも付き合うから次の定休日あたりに行こうか。ルディももちろん、休みを入れてあるね?」

「もちろんだ!」

 青弓亭の定休日に合わせて休みのスケジュールを立てている、王都警備隊長であった。
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