ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜7
 さすがの王妃も武器までは用意できなかったので、エリナ、ミメット、そしてルディの三人はミメットが勧める武器屋に向かった。
 そこは手練れの冒険者から狩りを始めるちびっ子まで、幅広い層の武器を扱う総合的な武器屋、武器のデパートであった。

「てっきり武器屋のストーンさんのところに行くのかと思いました」

「オーダーメイドの武器を注文したいなら鍛治師の工房に直接行くし、手軽に買うならこの店さ。もちろん、ここでもストーンさんの武器を売っているよ」

 ミメットの話によると、お金を勘定する時間も惜しい職人は、このような武器屋と契約して作業に没頭するとのことだ。

「これはこれは旋風のミメットさんではありませんか! ようこそいらっしゃいました。それにルディ隊長まで、光栄でございます」

 犬の店員がやってきて、三人に頭を下げる。

「ワッフルさん、お邪魔するよ。今日はこの子に狩りデビューさせようと思って、よさそうな武器を探しに来たんだ」

「お小さい狩人様のためのコーナーはこちらでございます……おや、もしや、青弓亭のエリナ様では?」

「はい、よくご存じですね」

「おお、やはりエリナ様! あの頑固者のストーンに武器以外の物を作らせたという、伝説の料理人とお聞きしています」

「にゃっ? いつのまにか伝説になってたにゃん!」

 エリナは飛び上がった。
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