僕は彼女をこよなく愛している
「るなちゃ……」
「もう、謝るのなし!」
「るなちゃん…」
「次、謝ったら……
今日は実陽の相手しない、手も繋がない。
電車の中でも、離れる。
午後からの講義も別々だし、ランチも一緒食べないし、家でもホールドさせないし、お風呂も別々。
寝る時、私が座椅子に寝るよ!」
「………」
「………」
「………」
「……フッ…!」
実陽が噴き出し、笑いだした。
「え?何?」
「座椅子!
それは、僕が寝る方だよ?(笑)」
「は?」
「でも…
一緒に寝たい!
るなちゃんと、ずっと一緒にいて触れ合ってたい!」
「うん、じゃあ…もうこの件で謝るのなし」
「わかった!ありがとう!」
そしてその日、家に帰って―――――――
霞月は実陽に後ろから抱き締めてられ、右手首をさすられていた。
「痛いの痛いの、飛んでけ〜」
「もう、そこまで痛くないよ」
「でも、まだ青いよ?」
「………」
「ん?痛い?
あんま、触らない方がい?」
「ねぇ…」
「ん?」
「実陽って中学生の時、グレててほとんど学校行ってないってほんと?」
「え……
それ…“誰に聞いたの?”」
「………」
「まぁ、だいたいわかるけどね!
サブちゃんとアンくんでしょ?」
「うん。
乃庵くんに聞いた。
美容室行った日。
琢三くんと乃庵くんも不良だったけど、実陽はもっと酷かったって」
「そっか」
「今じゃ、考えられないね(笑)」
「出さないようにしてるもん」
「出逢った時は今みたいだったし」
「中学ん時だけだから。
その頃、両親が離婚してさ。
まぁ、僕が追い出したんだけどね。
父さん、不倫したから」
「そっか…
ごめんね、辛いこと思い出させちゃったね…」
「ううん!
でも、サブちゃんとアンくんがずっと仲良くしてくれて気にかけてくれたから、高校からはちゃんとしようって思えたんだ。
高二になってすぐ、運命の人に出逢えたしね!」
そう言って、頬にキスをした。
あぁ…だからか。
だからあの時、そう言ってたのか……!
“一人は、寂しいよ”
霞月は実陽に向き直り、実陽の頬に触れた。
「ん?るなちゃん?」
実陽は首を傾げ、霞月の手に頬を擦り寄せた。
「もう、謝るのなし!」
「るなちゃん…」
「次、謝ったら……
今日は実陽の相手しない、手も繋がない。
電車の中でも、離れる。
午後からの講義も別々だし、ランチも一緒食べないし、家でもホールドさせないし、お風呂も別々。
寝る時、私が座椅子に寝るよ!」
「………」
「………」
「………」
「……フッ…!」
実陽が噴き出し、笑いだした。
「え?何?」
「座椅子!
それは、僕が寝る方だよ?(笑)」
「は?」
「でも…
一緒に寝たい!
るなちゃんと、ずっと一緒にいて触れ合ってたい!」
「うん、じゃあ…もうこの件で謝るのなし」
「わかった!ありがとう!」
そしてその日、家に帰って―――――――
霞月は実陽に後ろから抱き締めてられ、右手首をさすられていた。
「痛いの痛いの、飛んでけ〜」
「もう、そこまで痛くないよ」
「でも、まだ青いよ?」
「………」
「ん?痛い?
あんま、触らない方がい?」
「ねぇ…」
「ん?」
「実陽って中学生の時、グレててほとんど学校行ってないってほんと?」
「え……
それ…“誰に聞いたの?”」
「………」
「まぁ、だいたいわかるけどね!
サブちゃんとアンくんでしょ?」
「うん。
乃庵くんに聞いた。
美容室行った日。
琢三くんと乃庵くんも不良だったけど、実陽はもっと酷かったって」
「そっか」
「今じゃ、考えられないね(笑)」
「出さないようにしてるもん」
「出逢った時は今みたいだったし」
「中学ん時だけだから。
その頃、両親が離婚してさ。
まぁ、僕が追い出したんだけどね。
父さん、不倫したから」
「そっか…
ごめんね、辛いこと思い出させちゃったね…」
「ううん!
でも、サブちゃんとアンくんがずっと仲良くしてくれて気にかけてくれたから、高校からはちゃんとしようって思えたんだ。
高二になってすぐ、運命の人に出逢えたしね!」
そう言って、頬にキスをした。
あぁ…だからか。
だからあの時、そう言ってたのか……!
“一人は、寂しいよ”
霞月は実陽に向き直り、実陽の頬に触れた。
「ん?るなちゃん?」
実陽は首を傾げ、霞月の手に頬を擦り寄せた。