僕は彼女をこよなく愛している
そしてバーベキュー当日。

「――――初めまして!
ミエです!」
乃庵の恋人・ミエが挨拶してくる。

「こんちは〜」
「やっと乃庵くんの彼女さんに会えた〜!」
そして同期の友人が挨拶する中、霞月だけはいつものようにクールだ。

「こんにちは」

「あ、えーと…
実陽くんの彼女さんですよね?」

「はい。
霞月です」

「霞月ちゃんね!
ほんと、綺麗な人ね!」
「でしょ?(笑)」
乃庵とミエがクスクス笑う。

「クールだけどな(笑)」
「るなちゃんは人見知りなの!」
「すみません」
その横で琢三も笑い、実陽は頬を膨らせ、霞月は淡々と頭を下げた。

それを友人達が見て、笑いに包まれていた。


バーベキューを楽しみながら、それぞれ会話も楽しむ。
実陽は相変わらず、霞月にべったりだ。

「んー、美味しい!
るなちゃん、はい!あーん!」

「ちょっ…//////自分で食べるから!」

「ダーメ!
あーん!」

「……/////」
小さく口を開ける霞月に、実陽は「可愛い!」と言いながら小さく切った肉を入れた。

「実陽と霞月ちゃん、ほっとくとすぐ二人の世界に入るな!(笑)」

「実陽、ベタ惚れだもんなぁ〜」
「でも、霞月ちゃんも実陽くんしか見てないよね(笑)」

「確かに!(笑)」

そんな二人を見ながら、友人達がクスクス笑う。

「……/////」
恥ずかしそうに逸らす霞月の横で、実陽も「うん!ラブラブだもん!」と嬉しそうに笑っていた。

「――――実陽、トイレ行ってくる」
しばらくして、霞月がトイレに立つ。

「え?じゃあ、ついてく〜」

「いいって!」

「良くないよ!
ナンパされて、連れてかれるもん!」

「トイレすぐそこだし、ナンパなんかされないって」

「わかんないでしょ!
用心しておかないと!」

「実陽…」

「あ、じゃあ…私も行くから、霞月ちゃん一緒行こ?」
そこに、ミエが声をかけてきた。

「あ、はい。
…って言ってくれてるから、ミエさんと行く」

「うぅ…わかった…」

ミエとトイレに向かう。
「フフ…大変ね(笑)」
クスクス笑うミエに、霞月は「お恥ずかしいです…」と肩をすくめた。

「まぁでも…乃庵もそんな感じよ?(笑)」

「そうなんですか?」

「えぇ!
もちろん、実陽くん程はないけど…
意外と、束縛してくる(笑)」

ミエが霞月に微笑んだ。


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