氷華の姫

自宅 聖良side

いつか華みたいに綺麗になれると思っていた。
でもそれは叶わない夢だった。
だからこそ、両親からの愛は譲れない。
ごめんね、華。こうしないと全てをあなたに奪われてしまうきがしたから。

「起きるのおっそ。早くご飯作らないとお母さんに言うよ。」

本当はこんな事言いたくなかった普通の家族に生まれたかった。
そうしたら、華友とも良くなれたかな。
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