「逢いたい」でいっぱいになったなら~私の片想いが終わるとき
*
しばらくして、
「美琴、コウさん」
と呼び止められた。
振り返るとそこにいたのは健で、友人達が離れるのを見計らって話しかけてきたようだった。
「よかったな。美琴、おめでとう
幸せそうな顔してるなあ」
と健に祝われた。
「うん、ありがとう」
と微笑んだ。
そして、
「美琴のこと、泣かせたら許しませんよ」
とコウさんに言った。
「もちろん泣かせないよ。
いろいろありがとう、明石さん」
と真剣な顔をしたコウさんの二の腕をポンポンと叩いて健は立ち去った。
いろいろあったけど、やっぱり健は優しいんだよね…と思っていると、
「やっぱ、明石さんはかっこいいよな」
とコウさんが言った。
コウさんは明石さんに対してどうしてもやきもちを焼いちゃうんだよな。
そんなコウさんも可愛いんだけど、ちょっと困る。
クイクイっと、コウさんの上着を引っ張る。
「ん?」
とこちらを見おろされた。
おいでおいでと手招きをして、口元に手を添える。
内緒話だと思ったコウさんが耳を近づける。
チュッ。
私は小さく頬にキスをした。
固まったコウさんはゆっくりと私の顔を見た。
「ふふふ」
予想以上の良い反応に笑みが零れる。
そのままコウさんは頬に手を当てて、ゆっくりと姿勢を戻した。
そして、私を見おろして不敵な笑みを浮かべ、
「今晩、楽しみにしてろよ」
と言った。
その夜は・・・・・
< 完 >
しばらくして、
「美琴、コウさん」
と呼び止められた。
振り返るとそこにいたのは健で、友人達が離れるのを見計らって話しかけてきたようだった。
「よかったな。美琴、おめでとう
幸せそうな顔してるなあ」
と健に祝われた。
「うん、ありがとう」
と微笑んだ。
そして、
「美琴のこと、泣かせたら許しませんよ」
とコウさんに言った。
「もちろん泣かせないよ。
いろいろありがとう、明石さん」
と真剣な顔をしたコウさんの二の腕をポンポンと叩いて健は立ち去った。
いろいろあったけど、やっぱり健は優しいんだよね…と思っていると、
「やっぱ、明石さんはかっこいいよな」
とコウさんが言った。
コウさんは明石さんに対してどうしてもやきもちを焼いちゃうんだよな。
そんなコウさんも可愛いんだけど、ちょっと困る。
クイクイっと、コウさんの上着を引っ張る。
「ん?」
とこちらを見おろされた。
おいでおいでと手招きをして、口元に手を添える。
内緒話だと思ったコウさんが耳を近づける。
チュッ。
私は小さく頬にキスをした。
固まったコウさんはゆっくりと私の顔を見た。
「ふふふ」
予想以上の良い反応に笑みが零れる。
そのままコウさんは頬に手を当てて、ゆっくりと姿勢を戻した。
そして、私を見おろして不敵な笑みを浮かべ、
「今晩、楽しみにしてろよ」
と言った。
その夜は・・・・・
< 完 >


