苦くも柔い恋
「やっ…あッ、ああん…っ」
チカチカと視界で白が弾け、じわりと中から溢れるものを感じた。
絶頂から降りてきた後も体の痙攣は続き、襲いかかる疲労感にぐったりしていると帯紐を解く衣擦れの音が聞こえた。
「和奏…腕、」
「…?」
ぼやける頭で言われた通りに両手を伸ばすと千晃の首元に回された。
掴まっていろということだろうか。
素直に千晃の頸で腕を交差させれば間も無くして千晃の身体が寄りかかり、ゆっくりと中へと沈んでいく。
しっかりと慣らされたおかげでスムーズに奥へと進み、深いところまで感じたところで千晃の動きが止まった。
「千晃…気持ちいい?」
耳元に唇を寄せてそう尋ねれば、びくりと肩が跳ねた。