不実な自由
いよいよ、私の旅立ちの日がきた。私はやっと家庭から離れられた…と思っていたのは空想にすぎなかった。仕事はコンタクトレンズ販売の会社の経理課でした。
その部署に配属されるまで、私達は二か月研修を受けました。熱心といえば熱心だが、配属先が経理なら必要なことはあまりなかった。

その勉強のあと、私達新入社員は一か月それぞれの店で研修が実施されたが、私は東京の北部から神奈川の横浜まで通った。私だけだ、こんなに長距離を通勤させられたのは。
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