不実な自由
社員旅行ははっきりいって私には苦痛だった。知らないひとの中に飛び込んで行くのがいやだったから。
二、三日前になって、にいちゃんが会社を休んだ。唯一、話しやすい存在だったのに。しかたなく、私はみんなと一緒にバスに乗り込んだ。私の隣りの席には同期の原ちゃんが座った。でも彼女とはほとんど話もしないまま目的地に向かうことになった。
二、三日前になって、にいちゃんが会社を休んだ。唯一、話しやすい存在だったのに。しかたなく、私はみんなと一緒にバスに乗り込んだ。私の隣りの席には同期の原ちゃんが座った。でも彼女とはほとんど話もしないまま目的地に向かうことになった。