あれからの僕達が。
「だ、だ、誰が、大胆っ!」


思いっきりどもりまくって言った、その質問は緑風には伝わったみたいなんだけど。


「え?
だって道端とはいえ、こんな往来でキスをねだるし。
先刻だって、ここで最後までって情熱的なおねだりするし。」


俺のカイショがなくて、叶えてやれなくってゴメンだとか言っちゃう緑風の言葉が終わらないうちに、僕は思わず緑風の口をふさいでいた。


「な、な、なんて事をっ!
ぼ、僕はそんなんじゃっ!」


顔から火が出ちゃうんじゃないかってぐらいに、頬っぺたが熱い。
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