メカニカルな彼らに囲まれています
「まぁ、うん。お風呂とか、入ってって言ったのに全然入ってくれないときはイライラした」

「やっぱあるよね! あたしんとこはわりとすぐ入ってはくれるんだけど、出るまでが長くて。特に上のお姉ちゃんのときなんか、最長2時間も待ったんだよ!?」

「2時間!? 疲れて寝てたとか?」

「ううん、動画観てたの。おかげでベッドに入ったの12時過ぎ! 普通はさ、年下に譲らない? 遅くなるから先に入りなって。それなのに、『ごめんごめーん』ってヘラヘラ笑いながら出てきてさぁ。ほんっと、こんな言い方あれだけど、誰のおかげでって言ってやりたいよ」


共感されて収まるどころか、ヒートアップ。抑え込んでいた思いが次から次へと飛び出してくる。


日付が回った後に就寝……健康的にも成長期的にもあまり良くないよね。1番年下なら1番早く寝なきゃいけないのに。


実優も、内心うるさいなとか思ってたりするのかな。私も時々自分の部屋でテレビ観たりするし。

日中は難しいから、お風呂の後はなるべく静かに過ごしてあげよう。






「──受験が終わるまでなら、春先までか」

「多分。私立と公立を受けるらしいから」

「じゃあ3月いっぱいまでかー」

「となると……2ヶ月!? 長っ!」
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