君がくれた初恋

今朝私を痴漢から助けてくれた男の子だった。


やっぱりうちの学校だったんだ…


「さっきは…っ!「邪魔。」


「えっ?!」


遮られ、私の腕を掴まれ、どこかに連れて行かれる。


「ちょっとっ?!篠宮くんっ?!「黙って。」


また遮られた…篠宮くんは遮るのが趣味なのかな?


どこかの空き教室を開けたかと思いきや、私を引き入れてすぐにまた閉めてしまった。


そして鍵を閉めると、外から見えない奥の方まで私を引っ張り、壁に追い込まれた。


か…壁ドンっ?!そんな〜っ


余裕しゃくしゃくで見上げると眼の前に国宝級イケメンの顔っ!

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