七宝 ‐なほ‐
「お母さん、せーらーもご飯食べていい?」

「もちろんさぁ。
なんなら泊まっていってもいいからね」

夏波は優しい。

それが余計に世羅の心を締めつける。

「…あれ?」

夏波と話している蓮奈を見て思った。

「れーなーさ、家ではカラコンしてる?」

「…え?」

「…は?」

夏波と蓮奈がハモる。

「れーなー、せーらーになにも言ってないの?」

「うん、まだ」

「??」

不思議そうな顔をしている世羅。

「わたし、お母さんの子どもじゃないんだよね」

蓮奈の話はこうだった。
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