【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
今はそれどこれではないと気持ちを切り替えた。
どうやらメイジーは随分と失礼なことを言われていたようだが大切なのはこの人たちとの言葉が通じるか、である。

(やっぱり生け贄にするつもりだったのね。で……それが返されたから困っていると)

メイジーは恐る恐る口を開く。


「あの……」

『どうする? 長、報告する』

『する。あとガブリエーレ様、料理、少し食べた』

『いつもフルーツだけ。今日、違う』

「ちょっといいかしら?」

『『『……ッ!?』』』


そう声をかけると、島民たちは化け物を見るような目でメイジーを見ている。


『言葉、通じる! なぜ』

『おかしい! おかしいっ!』


その場でメイジーを指をさしながらブンブンと腕を振っている。
彼女たちの表情は焦っているように見えた。

(よかった……! 言葉が通じるのね!)

メイジーは安心感から息を吐き出した。
こんなに言葉が通じて安心することはない。
混乱する彼女たちに考えていると、その声を聞きつけて島民たちがやってくる。
女性たちはメイジーと急に言葉が通じるようになったことを説明しているようだ。
< 48 / 234 >

この作品をシェア

pagetop