わかんないよ

あの子は誰なの。

あれからずっとあの子のことが頭をよぎる。
蓮くんがずっとみてた、あの子は一体何者なのだろう?
同い年?先輩?
あんな綺麗な人いたかなー?
透き通ってて、顔は一瞬だけ見たけど儚げでどこか悲しそうな顔をしながら花壇のお花を見ていた女の子。

「んー」

「おーい!彩葉!おーい!!」

「はっ!なに、どーしたの千春!」

「どーしたのじゃないよ!さっきから呼んでるのに。彩葉こそボーっとしてどーしたの?」

「それが、」
正直、言うべきかどうか迷った。千春に迷惑をかけるわけにはいかないし、

そーおもっていると、
「彩葉、まさか迷惑かけるとかおもってないでしょうね?」

「ええ、なんでわかるの千春、」

「はぁ、ほんとわかりやすすぎ笑 友達なんだからいくらでも迷惑かけてよ?」

「わぁーんт т 千春ありがとう!」

「よしよし、それでどーしたの?」
そこからは千春にずっとモヤモヤしていたあの子のことを話した。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop