わかんないよ
きょうも君は
恋乃 彩葉(こいの いろは)15歳。他県から引っ越してきて4月からこっちの高校に通っているごく普通の高校生。
顔も整っているわけでもなくスタイルだってよくない。そんな平凡なわたしにも想いを寄せている相手がいる。
蒼空 蓮(あおぞら れん)くん、同じクラスで学年1のモテ男。容姿端麗でなおかつ運動神経抜群。バスケ部に所属しているという全女子が恋い焦がれるであろうモテないわけがない男の子だ。
それに加え、とても無口で女の子と自ら話そうとしないし、話かけても冷たいと噂されている。心を開いている人もごくわずかとか。
でもそんな彼にも欠点がある。彼は勉強が苦手らしい。こないだの数学のテストで赤点をとったらしくて補講だったんだって。
かわいいよね笑
そんなことをおもいながら、今日も挨拶をする。
「蓮くんおはよう!」
「・・・」
今日もだめかー。
話しかけても冷たいという噂はほんとだ。だから、仲良くもないし、話したことすらないわたしは話かけても無視されてしまうにきまっているのだ。
でも、いつか絶対蓮くんからのおはようが聞きたいから負けない!と心の中で決意していると
「よく毎日飽きないね、彩葉も」
わたしの隣にきて言ってくる女の子は、親友の冬美 千春(ふゆみ ちはる)。千春はとてもサバサバしていて思ったことは、
はっきり口に出す冷淡な美少女だ。
そこがギャップなのか、本人は全く気づいていないが密かに想いを寄せているひとが数名いる。
「おはよー!千春! だって追いかけたいもん」
「おはよ!彩葉らしい。」
「そうかな〜!」
珍しく千春に褒められたとおもい照れていると、
「褒めてるわけじゃないんだけど」
「え!?なんでわかるの!」
「彩葉、顔にでてる。わかりやすいもん笑」
「え、そうかな?」
「やれやれ、」
と千春に呆れられてるような気がしたが気にせず、教室を見回したら視界に蓮くんと蓮くんが唯一心をひらいている人物、
杉崎 隼人(すぎさき はやと)くんと話ているのを捉えた。
杉崎 隼人(すぎさき はやと)くんも同じクラスで人気者。クラスの中心のムードメーカー的存在であり、人懐っこい性格をしている。蓮くんと同じく運動神経抜群でバスケ部に所属している。
そう考えながら見ているのとそれに気がついたのか隼人くんが蓮くんと別れわたしと千春の方にきた。
それと、
「おはよう!恋乃さん、千春!」
「おはよう!杉崎くん!」
「学校では名前で呼ばないでっていってるでしょ?」
「あー忘れてた、ごめんごめん」
「さいあく。」
千春と杉崎くんは小さい頃からの幼馴染らしい。でも、杉崎くんは人気者だから、名前なんかで呼び合っていると過激なファンたちにあれこれ言われるとおもっているのだ。でも、本当は逆で、お似合いだって言われている。わたしもそう思う1人だ。性格も正反対で相性がいい気がする。しかも、千春は杉崎くんのこと、
「まあまあ、千春」
千春をなだめ、思っていたことが口にでていた。
「でもお似合いだとおもうけどなー」
「「は?」」
ほら、いきもぴったりだし。
「は!ごめん」
と謝ったら、口論がはじまってしまった。
「なわけない。だいたい〜」
「でも、それはさ、〜」
口論している2人をよそにふと蓮くんが窓の外を見ているのが視界にはいった。
「なにしてるんだろう、」
また声にでてたみたいだ
「恋乃ちゃんはほんとに蓮のことが好きなんだね!」
「え、なんでわかるの!?杉崎くんもエスパー?」
「えこの子、自覚なし?千春」
「だから、名前でって、、はあ、そうだよ。彩葉、無自覚なの。」
「こんなにわかりやすいのに?」
「そうだよ」
「わぁお。」
「え、なになに!2人でなにコソコソ話してるの?」
「「なんでもない」」
え、ほんとすごい、またいきぴったり!
とおもいながら、蓮くんがみてる窓の外の方向をみてみると
「っ、」
蓮くんの見ている先には、綺麗な女の子がいた。
あの子は誰なんだろう、、
そんなモヤモヤを抱えながら1日中過ごした。
顔も整っているわけでもなくスタイルだってよくない。そんな平凡なわたしにも想いを寄せている相手がいる。
蒼空 蓮(あおぞら れん)くん、同じクラスで学年1のモテ男。容姿端麗でなおかつ運動神経抜群。バスケ部に所属しているという全女子が恋い焦がれるであろうモテないわけがない男の子だ。
それに加え、とても無口で女の子と自ら話そうとしないし、話かけても冷たいと噂されている。心を開いている人もごくわずかとか。
でもそんな彼にも欠点がある。彼は勉強が苦手らしい。こないだの数学のテストで赤点をとったらしくて補講だったんだって。
かわいいよね笑
そんなことをおもいながら、今日も挨拶をする。
「蓮くんおはよう!」
「・・・」
今日もだめかー。
話しかけても冷たいという噂はほんとだ。だから、仲良くもないし、話したことすらないわたしは話かけても無視されてしまうにきまっているのだ。
でも、いつか絶対蓮くんからのおはようが聞きたいから負けない!と心の中で決意していると
「よく毎日飽きないね、彩葉も」
わたしの隣にきて言ってくる女の子は、親友の冬美 千春(ふゆみ ちはる)。千春はとてもサバサバしていて思ったことは、
はっきり口に出す冷淡な美少女だ。
そこがギャップなのか、本人は全く気づいていないが密かに想いを寄せているひとが数名いる。
「おはよー!千春! だって追いかけたいもん」
「おはよ!彩葉らしい。」
「そうかな〜!」
珍しく千春に褒められたとおもい照れていると、
「褒めてるわけじゃないんだけど」
「え!?なんでわかるの!」
「彩葉、顔にでてる。わかりやすいもん笑」
「え、そうかな?」
「やれやれ、」
と千春に呆れられてるような気がしたが気にせず、教室を見回したら視界に蓮くんと蓮くんが唯一心をひらいている人物、
杉崎 隼人(すぎさき はやと)くんと話ているのを捉えた。
杉崎 隼人(すぎさき はやと)くんも同じクラスで人気者。クラスの中心のムードメーカー的存在であり、人懐っこい性格をしている。蓮くんと同じく運動神経抜群でバスケ部に所属している。
そう考えながら見ているのとそれに気がついたのか隼人くんが蓮くんと別れわたしと千春の方にきた。
それと、
「おはよう!恋乃さん、千春!」
「おはよう!杉崎くん!」
「学校では名前で呼ばないでっていってるでしょ?」
「あー忘れてた、ごめんごめん」
「さいあく。」
千春と杉崎くんは小さい頃からの幼馴染らしい。でも、杉崎くんは人気者だから、名前なんかで呼び合っていると過激なファンたちにあれこれ言われるとおもっているのだ。でも、本当は逆で、お似合いだって言われている。わたしもそう思う1人だ。性格も正反対で相性がいい気がする。しかも、千春は杉崎くんのこと、
「まあまあ、千春」
千春をなだめ、思っていたことが口にでていた。
「でもお似合いだとおもうけどなー」
「「は?」」
ほら、いきもぴったりだし。
「は!ごめん」
と謝ったら、口論がはじまってしまった。
「なわけない。だいたい〜」
「でも、それはさ、〜」
口論している2人をよそにふと蓮くんが窓の外を見ているのが視界にはいった。
「なにしてるんだろう、」
また声にでてたみたいだ
「恋乃ちゃんはほんとに蓮のことが好きなんだね!」
「え、なんでわかるの!?杉崎くんもエスパー?」
「えこの子、自覚なし?千春」
「だから、名前でって、、はあ、そうだよ。彩葉、無自覚なの。」
「こんなにわかりやすいのに?」
「そうだよ」
「わぁお。」
「え、なになに!2人でなにコソコソ話してるの?」
「「なんでもない」」
え、ほんとすごい、またいきぴったり!
とおもいながら、蓮くんがみてる窓の外の方向をみてみると
「っ、」
蓮くんの見ている先には、綺麗な女の子がいた。
あの子は誰なんだろう、、
そんなモヤモヤを抱えながら1日中過ごした。
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