その音が君の証




……………はぁ……疲れた……



結局ご飯を食べ後カラオケにも連れて行かれて10時をすぎてやっと帰ってこれた。




高3の夏前だっていうのになんであんな気楽なのよ……





指定校が確定で貰える事がほぼ分かっている私と比べて、学校でつるんでる人達はどうしてあんなに遊んでばっかり居られるのか謎でしかない




こっちは家にいる間はずっと勉強漬けなのに………





自分の部屋に入り、服も着替えずベットに飛び込めば一日の疲れが襲ってくる。





「…………あのギターの人綺麗だったな……」





あの人の弾く音は、窮屈でひとつの生き方しか知らない私とは違って、音が自由で、空を飛び回っているような感じで………





「……………また聞きたいな……」




今度はひとりでゆっくりと聞いてみたいな。





そんな事を思いながら私はベットから起きてお風呂に向かった。
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

一生ずっと俺の姫。 ~俺様な君と~
naー/著

総文字数/17,184

恋愛(キケン・ダーク)121ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
               過去の闇のせいで 人を信じられなく なっていた               でも、一人の転校生と出会って シロクロの世界が虹色に変わった。           「俺が甘やかすのは、お前だけだから」                               彼に惹かれていくたびに 闇が消えていくんだ。         〈イケメン転校生〉     山咲 蓮 (やまさき れん)                        〈孤独な美少女〉     品咲 恋歌 (しなさき れんか) ※『』は恋歌の台詞です。
君から操られる前に、
naー/著

総文字数/5,890

恋愛(キケン・ダーク)35ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
小さい時からお兄ちゃんが欲しかった。 優しくて、かっこいい完璧なお兄ちゃんが… そんな気持ちも薄れてきた 高一の4月2日の誕生日 施設からお兄ちゃんがやってきた。 服は着崩していて、ピアスも開いてる 貴金属を沢山つけている… いわゆる不良。 理想と全然違うお兄ちゃんが怖くてたまらない はずなのになんだか離れられなくなっていて 私は彼に操られてるみたいです。 マイペース天然女子 <林篠 詩多> (りんじょう うた) 不良男子 <榊野 希京> (さかきの ききょう)

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop