あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
何だろう。雰囲気が変わった。
甘く垂れていた瞳は獰猛さを映し出し、肉食動物のそれへと移り変わる。これが彼の本性?男の性?
どちらにせよ、逃げられないことだけは分かった。
急な動きで胸の突起を喰まれ、彼の手が脚を割り秘部へと触れる。突然襲いかかってきた刺激に身を跳ねさせた。
「あッ…」
初めての感覚。胸を弄られた事はこれまでだってあるのに、霜月さんの舌に埋め込まれたピアスが刺激を強めていて、先端を掠める度に抗えない快感が押し寄せる。
確かにその快感で霜月さんの手の添えられた下の部分は濡れそぼっていたけれど、無遠慮に侵入させられた指に思わず眉を寄せた。
「ま、待って…ちょっと、痛い」
「…なんで?慣れてるんでしょ」
「昔の話って言った…!」
何を勘違いしているか知らないけれど、私は彼が思っているほど遊びまくってた訳じゃない。ただ好意を寄せてもらう事が人より多かったから、その分経験が同年代よりはあるというだけで、そんな慣らさずとも挿入るみたいなスタンスでこられても困る。
実際、こういった行為はここ何年もご無沙汰なのだから。