君と私のリズム
第九章、文化祭当日
文化祭の日がやってきた。緊張しながらステージに立つ二人は、互いに目を合わせ、心を一つにして臨む。しかし、途中でミスが起こり、沙希は再び自信を失いそうになる。その瞬間、涼介は彼女に声をかけ、自分が信じていることを告げる。そして、二人で力を合わせて歌う涼介の言葉に励まされ、沙希は心を落ち着かせ、彼とともに歌い始める。彼らの歌声は、観客の心に響き渡り、次第に緊張が解けていく。歌い終えた瞬間、観客から大きな拍手が湧き起こり、二人は安堵の表情を見せ合う。その時、お互いの目に映るのは相手への信頼と絆の深まりだ。