キミの隣に座っていたい
こいつは…!
すでにテーブルには3人分のカレーが置かれている。
「いただきます。」
やっぱり絢の料理はおいしい…
「涼のクラスは文化祭で何するんだ?」
知ってるけど…言いたくねぇ
「当日になって自分で確かめろ!」
竜也はなにも突っ込まず、話を進めた。
「佐原は今年も出るよな?ミスコン」
「去年優勝した人は強制的に出ることになっています。」
この高校の文化祭には、ミスター、ミスコンテストがある。
それで去年、絢は優勝している。因みに、男子は春沢。
また、優勝するんだろうな…
本当に竜也は食べたら帰って行った。
「そう言えば、絢のクラスは何するだ?」
盛り上がりそうなことしそう
「和風喫茶だよ!浴衣着て、接待するの」
嬉しそうに話す絢は綺麗だと思う。
さっきの冷たい言い方ではない
「涼ちゃんのクラスは?」
「秘密。当日見にくればいいよ」
言いたくねぇ〜
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