キミの隣に座っていたい

こいつは…!

すでにテーブルには3人分のカレーが置かれている。

「いただきます。」

やっぱり絢の料理はおいしい…

「涼のクラスは文化祭で何するんだ?」

知ってるけど…言いたくねぇ

「当日になって自分で確かめろ!」

竜也はなにも突っ込まず、話を進めた。

「佐原は今年も出るよな?ミスコン」

「去年優勝した人は強制的に出ることになっています。」

この高校の文化祭には、ミスター、ミスコンテストがある。
それで去年、絢は優勝している。因みに、男子は春沢。

また、優勝するんだろうな…




本当に竜也は食べたら帰って行った。

「そう言えば、絢のクラスは何するだ?」

盛り上がりそうなことしそう

「和風喫茶だよ!浴衣着て、接待するの」

嬉しそうに話す絢は綺麗だと思う。
さっきの冷たい言い方ではない

「涼ちゃんのクラスは?」

「秘密。当日見にくればいいよ」

言いたくねぇ〜




.
< 15 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop