鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「大丈夫ですか!?」
そんな声が聞こえ、咄嗟に身体が動く。
なにが起きたのかを理解するまで、そう時間はかからなかった。
私がいた位置からさほど遠くない場所に人が集まっている。その中心の位置には男性が倒れていた。
助けなければ――。そう思うのに、身体が動かない。
嘘だと自分を叱咤する。
悠生さんのおかげで、男性に対する抵抗は薄れたはずだ。それなのにどうして身体が硬直したまま、前に進もうとしないのだろう。
怖い、なんて言っている場合ではない。
そんな声が聞こえ、咄嗟に身体が動く。
なにが起きたのかを理解するまで、そう時間はかからなかった。
私がいた位置からさほど遠くない場所に人が集まっている。その中心の位置には男性が倒れていた。
助けなければ――。そう思うのに、身体が動かない。
嘘だと自分を叱咤する。
悠生さんのおかげで、男性に対する抵抗は薄れたはずだ。それなのにどうして身体が硬直したまま、前に進もうとしないのだろう。
怖い、なんて言っている場合ではない。