鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
必死に自分を奮い立たせ、無理やり足を動かす。まるで水中を歩いているのかと錯覚するほど全身が重かった。なにかに後ろから引っ張られているかのようだ。
だけど私が男性のもとへたどり着く前に、横からヒールを履いた女性が足早に駆け寄った。
「AEDを持ってきて!」
はきはきと聞き取りやすい声がその場に響き、声をかけられた若い女性が慌てて駆け出した。
突然現れた女性は、背中までのストレートの黒髪を一本にくくっている。淡いブルーのブラウスは彼女の白い肌を引き立てていた。ヒールを履いているからか私よりも背が高く見える。
強い意志を感じさせる眼差しには安心感があった。
だけど私が男性のもとへたどり着く前に、横からヒールを履いた女性が足早に駆け寄った。
「AEDを持ってきて!」
はきはきと聞き取りやすい声がその場に響き、声をかけられた若い女性が慌てて駆け出した。
突然現れた女性は、背中までのストレートの黒髪を一本にくくっている。淡いブルーのブラウスは彼女の白い肌を引き立てていた。ヒールを履いているからか私よりも背が高く見える。
強い意志を感じさせる眼差しには安心感があった。