鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「四年前、私はあの現場で手が届かないところに、必要な支援がちゃんと届く感覚を味わいました。助けを必要としている人があんなにいるなんて、病院に勤務していたら気づけなかったと思います」
もしも病院で看護師をしていたら、また別のことに気づいただろう。だけど私の印象に強く残っているのは、そもそも病院や医者というものに頼ることを知らない人たちとの会話だった。
「自衛隊医官になろうと思った理由もそれだ。恩師の紹介で現役の医官と話して、自分の知らない世界があることを知った。俺は必要としている人を待つんじゃなく、自分からその人たちのもとに行って手を差し伸べたい」
もしも病院で看護師をしていたら、また別のことに気づいただろう。だけど私の印象に強く残っているのは、そもそも病院や医者というものに頼ることを知らない人たちとの会話だった。
「自衛隊医官になろうと思った理由もそれだ。恩師の紹介で現役の医官と話して、自分の知らない世界があることを知った。俺は必要としている人を待つんじゃなく、自分からその人たちのもとに行って手を差し伸べたい」