鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
 男性がAEDを置き、手際よく中の本体を取り出す。その慣れた手つきからは、こういった経験が初めてではないと察せられた。

「使用経験はあるか?」

「あります」

「だったら任せた。救急車は?」

「呼びました」

 手早く支度をしながら答えていると、懐かしい気持ちがよみがえる。

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