鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「すみません! そこのあなた、AEDを持ってきてくれませんか?」
「えっ、で、でも、どこにあるか……」
「AEDならここにある」
戸惑う女性の声に聞き取りやすい低い声がかぶさる。
振り返ると、人々の輪を抜けて男性が近づいてきた。
精悍な顔つきをした短髪の男性は、見上げるほど背が高い。顎のラインや眼差しが鋭いからかシャープな印象を受け、肩幅は平均的な男性よりもかなりがっしりしていて、胸板も厚そうに見える。
男性がすぐそばに膝をつくのを見て思わず身体が強張るも、必死に自分の〝恐怖〟を抑え込んだ。
「えっ、で、でも、どこにあるか……」
「AEDならここにある」
戸惑う女性の声に聞き取りやすい低い声がかぶさる。
振り返ると、人々の輪を抜けて男性が近づいてきた。
精悍な顔つきをした短髪の男性は、見上げるほど背が高い。顎のラインや眼差しが鋭いからかシャープな印象を受け、肩幅は平均的な男性よりもかなりがっしりしていて、胸板も厚そうに見える。
男性がすぐそばに膝をつくのを見て思わず身体が強張るも、必死に自分の〝恐怖〟を抑え込んだ。