憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
第九・五章 デキる部下は争いの火種でした
その日は新作発表会の当日で、俺はイベント会場で責任者として忙しく働いていた。
「宇佐神課長、トラブル発生です!」
「なんだ!?」
他のスタッフたちに矢継ぎ早に指示を出しながら報告を待つ。
「キーモデルのルナさんとインフルエンサーのCOCOKAさんが揉めています」
それを聞いて俺の口からはぁーっと重いため息が落ちていった。
薄々、そうなるんじゃないかとは思っていたが、実際になると頭が痛い。
「しかも、宇佐神課長と結婚するのは誰か、って口論になってるみたいで……」
言いにくそうに続けられ、再び俺の口からため息が落ちていく。
ルナとCOCOKAさんの性格が絶望的にあわないのは諦めるしかないが、それでも揉めるなら別の話題にしてほしいところだ。
「わかった、すぐ行く。
わるいがここ、頼むな」
他の人間にその場をまかせ、現場に急いだ。
ルナが新商品のキーモデルに決まったときから悪い予感はしていた。
美人トップモデルなんてもてはやされているが、アイツはとにかく性格が悪いのだ。
なんでそんなことを知っているのかって、ルナは俺の幼馴染みで親が勝手に決めた婚約者なのだ。
「宇佐神課長、トラブル発生です!」
「なんだ!?」
他のスタッフたちに矢継ぎ早に指示を出しながら報告を待つ。
「キーモデルのルナさんとインフルエンサーのCOCOKAさんが揉めています」
それを聞いて俺の口からはぁーっと重いため息が落ちていった。
薄々、そうなるんじゃないかとは思っていたが、実際になると頭が痛い。
「しかも、宇佐神課長と結婚するのは誰か、って口論になってるみたいで……」
言いにくそうに続けられ、再び俺の口からため息が落ちていく。
ルナとCOCOKAさんの性格が絶望的にあわないのは諦めるしかないが、それでも揉めるなら別の話題にしてほしいところだ。
「わかった、すぐ行く。
わるいがここ、頼むな」
他の人間にその場をまかせ、現場に急いだ。
ルナが新商品のキーモデルに決まったときから悪い予感はしていた。
美人トップモデルなんてもてはやされているが、アイツはとにかく性格が悪いのだ。
なんでそんなことを知っているのかって、ルナは俺の幼馴染みで親が勝手に決めた婚約者なのだ。