憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
どんなに七星を想おうと、俺は七星を幸せにできないのだと思うとこれ以上ないほど、つらい」
「じゃあ。
私とは明日を限りに、ただの上司と部下の関係に戻りますか」
眼鏡の向こうで彼の目が、これ以上ないほど大きく見開かれる。
私の想いが彼を苦しめるのなら、この気持ちは胸にしまって伝えないほうがいい。
それできっぱり、以前の関係になればもう、龍志をこんなに悩ませないでいい。
「嫌だ」
強い意志のこもった視線に射られ、今度は私が大きく目を見開く番だった。
「後悔は、した。
でも、七星を手放すという選択肢は俺のどこにもない」
力強く龍志が言い切る。
それで温かなものが込み上がってきたが、かろうじて耐えた。
「俺はこれ以上ないほど七星を愛している。
けど、事情があって結婚はできないし、七星を生涯、幸せにもできない。
こんな俺を好きになってくれなんて虫のいい話だとわかっている。
それでも俺が、七星の傍にいることを許してくれ」
ぎゅっと彼の両手が私の両手を掴む。
痛いくらいのそれは、彼の気持ちはそれだけ本気なのだと感じさせた。
「結婚できない、幸せにできない理由を聞いてもいいですか」
「じゃあ。
私とは明日を限りに、ただの上司と部下の関係に戻りますか」
眼鏡の向こうで彼の目が、これ以上ないほど大きく見開かれる。
私の想いが彼を苦しめるのなら、この気持ちは胸にしまって伝えないほうがいい。
それできっぱり、以前の関係になればもう、龍志をこんなに悩ませないでいい。
「嫌だ」
強い意志のこもった視線に射られ、今度は私が大きく目を見開く番だった。
「後悔は、した。
でも、七星を手放すという選択肢は俺のどこにもない」
力強く龍志が言い切る。
それで温かなものが込み上がってきたが、かろうじて耐えた。
「俺はこれ以上ないほど七星を愛している。
けど、事情があって結婚はできないし、七星を生涯、幸せにもできない。
こんな俺を好きになってくれなんて虫のいい話だとわかっている。
それでも俺が、七星の傍にいることを許してくれ」
ぎゅっと彼の両手が私の両手を掴む。
痛いくらいのそれは、彼の気持ちはそれだけ本気なのだと感じさせた。
「結婚できない、幸せにできない理由を聞いてもいいですか」