憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
小山田部長ひとりが二次会へ行くと息巻いていたが、一次会でお開きとなった。
残り少ない時間を少しでもふたりで過ごさせてやろうという配慮らしく、大変ありがたい。

みんなに見送られてタクシーに乗り、レジデンスへと向かう。

「龍志は月曜の朝に実家へ向かうんですよね?」

「ああ。
この週末がふたりで過ごせる最後の時間だ」

隣りあう手が重なり、どちらともなく指を絡めて強く握った。
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