憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
また、唇が重なる。
残り少ない時間を惜しむように、ふたりでひたすら求めあった。
「龍志は私のもの。
絶対に誰にも渡さない。
たとえ偽装結婚でも、私以外の人と龍志が結婚するのは、嫌」
ぎゅっと彼を抱きしめ、自分の正直な気持ちを吐露する。
「七星……。
俺、は」
「絶対に私が、龍志を迎えに行きます」
戸惑う彼に、私から唇を重ねた。
自分の気持ちを伝えようと、必死に彼を求める。
「……だから、待っていてください」
彼の顔を両手で挟み、コツンと額をつけてその目を見つめた。
みるみる彼の目が、潤んでいく。
「……待ってる」
目尻が下がり、龍志は嬉しそうに微笑んだ。
会社まで送っていくと言われたが、レジデンスで実家へといく龍志を送り出させてもらう。
「私が。
龍志を見送りたいんです」
じっと眼鏡越しに見つめたら、彼は諦めたようにため息をついた。
「……わかった」
「いってらっしゃい、あなた。
必ず、帰ってきてね」
クサいと自分自身でもわかっている。
おかげで頬が燃えるように熱い。
けれど妻として、彼を送り出したかった。
残り少ない時間を惜しむように、ふたりでひたすら求めあった。
「龍志は私のもの。
絶対に誰にも渡さない。
たとえ偽装結婚でも、私以外の人と龍志が結婚するのは、嫌」
ぎゅっと彼を抱きしめ、自分の正直な気持ちを吐露する。
「七星……。
俺、は」
「絶対に私が、龍志を迎えに行きます」
戸惑う彼に、私から唇を重ねた。
自分の気持ちを伝えようと、必死に彼を求める。
「……だから、待っていてください」
彼の顔を両手で挟み、コツンと額をつけてその目を見つめた。
みるみる彼の目が、潤んでいく。
「……待ってる」
目尻が下がり、龍志は嬉しそうに微笑んだ。
会社まで送っていくと言われたが、レジデンスで実家へといく龍志を送り出させてもらう。
「私が。
龍志を見送りたいんです」
じっと眼鏡越しに見つめたら、彼は諦めたようにため息をついた。
「……わかった」
「いってらっしゃい、あなた。
必ず、帰ってきてね」
クサいと自分自身でもわかっている。
おかげで頬が燃えるように熱い。
けれど妻として、彼を送り出したかった。